2016年1月31日の林先生が驚く初耳学で、お酒の後にラーメンが食べたくなる科学的根拠を教えてくれました。
この根拠を理解すれば食欲のコントロールも可能とのこと。
また、お酒を飲んだ後、どうしてもラーメンが食べたいという方にオススメな太りにくいラーメンのトッピングが紹介されていました。

血糖値を上げる

飲酒後、アルコール分解で下がった血糖値を上げようとするため、糖分が豊富なラーメンを体が欲しがります。
そんな生理現象を抑えるために最適な食材が「ナッツ」。
ラーメンの代わりにナッツを食べると血糖値が緩やかに上昇するので、ラーメンが食べたいという欲求が抑えられるそう。

林先生が驚く初耳学 ラーメン

塩分を補充

アルコールの利尿作用で体内の塩分(ナトリウム)が過剰に排出されます。
ナトリウムが減少すると人間は脱水症状になるので、体が塩分を欲してラーメンを食べたくなるのです。
そんな欲求をコントロールするのに最適な食材が「ぬか漬け」。
ぬか漬けにはナトリウムが多く含まれ、発酵食品で代謝も上がるので塩分補充に最適。

林先生が驚く初耳学 ラーメン

イノシン酸を補充

ラーメンのダシに使われる煮干し・鰹節やチャーシューの豚肉などには、旨味成分であるイノシン酸が多く含まれています。
イノシン酸は体内で分泌されるアルコール分解酵素の活動を助ける効果があるため、体がイノシン酸を欲してラーメンを食べたくなるのです。
そんな欲求をコントロールするのに最適なのが「梅おにぎり」と「しじみの味噌汁」。
海苔や味噌汁にはイノシン酸が豊富で、ラーメンに比べるとカロリーも半分以下。
お酒を飲んでいる時に食べれば、その後のラーメンを我慢できるかもしれません。

太りにくいラーメンのトッピング

でも、お酒を飲んだ後、どうしてもラーメンが食べたいという方にオススメなのが「みそネギチャーシュー麺」。

林先生が驚く初耳学 ラーメン

味噌のビタミンB1・マグネシウムは糖質の燃焼、ビタミンB2は脂質の燃焼に効果的。
ネギのアリシンは、ビタミンB1の働きを助けて糖質を燃焼させ、チャーシューの原料である豚肉はカルニチンが多く含まれ、脂質の燃焼・体脂肪の蓄積を抑制してくれます。