バルセロナには賃貸で住める世界遺産があるとのこと。

建築家「ガウディ」の作品で、広さは約300平方メートル。
しかも、日本でいう銀座の一等地なのに、家賃が驚くほど安い。

いったい、どんな世界遺産なの?

スペインが生んだ天才建築家「アントニオ・ガウディ」。
ガウディと言えば・・

2005年に世界遺産登録された「サグラダファミリア」は、
世界で最も有名な教会。
一歩中に足を踏み入れると、大聖堂の内装は、ほぼ完成。
一方、1882年から着工されている外装はまだ工事中。
完成予定は2026年だそう。

サグラダファミリア

●現在の「サグラダファミリア」
サグラダファミリア

●完成後の「サグラダファミリア」
(完成予想のCG)
サグラダファミリア

聖書の一節が様々な言語で刻まれている扉。
なんと日本語でも「我らを悪より救い給え」と刻まれています。
この日本語を刻んだ人物は、漫画家の井上雄彦さん。
代表作は「スラムダンク」「バガボンド」と、知らない人が少ない
ほど有名な漫画家です。
4年前にここを訪れたときに日本語をお願いしたんだそう。

サグラダファミリア

世界遺産「カサ・ミラ」

バルセロナにある賃貸で住める世界遺産は「カサ・ミラ」。
1910年にガウディが建てた賃貸のアパートで、
旅行雑誌にも必ず載っているそうですよ。

カサ・ミラ

「カサ・ミラ」は、「サグラダファミリア」と同じくらい有名で、
連日世界中の観光客が訪れるバルセロナの人気観光スポット。

今は4世帯が賃貸で「カサ・ミラ」に住んでいるとのこと。
世界遺産に間違いないけれど、元々はガウディが、
居住用として造ったアパートだそう。

ちなみに入り口は1つだけなので、住人は観光客と
同じ入り口から入り、居住者用の玄関から入りアパートの中へ。

●リビング
カサ・ミラ

●キッチン
カサ・ミラ

●ユニットバス
カサ・ミラ

●家政婦部屋
カサ・ミラ

●子供部屋
カサ・ミラ

1世帯あたりの広さは300平方メートル。

当時は奇抜な外観が不評で人気がなかったそうです。

「カサ・ミラ」は、バルセロナの高級地「グラシア通り」
近辺にあり、日本でいう銀座。

この辺りの家賃の相場は、広さ170平方メートルで
約50万円。

一方、「カサ・ミラ」の家賃は、広さ300平方メートルで
約15万円。

ただし、現在、空き部屋はないそうです・・・。