韓国 ナッツリターン事件 副社長が裁判所に出頭

大韓航空で起きたナッツリターン事件の前副社長、ナッツ姫ことチョ・ヒョナがついに裁判所に出頭しました。
逮捕状をめぐり審査が開始されています。
この事件は韓国内にとどまらず、全世界で注目されることになりました。
ナッツ姫が裁判所に出頭した際、顔は全面的に隠していたのが印象的でした。

ナッツリターン事件とは、大韓航空の令嬢である前副社長が大韓航空でマカダミアナッツが機内食で提供された時、乗務員がナッツが苦手だった為、マカダミアナッツを袋から出さず、袋のまま出したことに腹を立てた前副社長が、飛行機に引き返し命令を出した事件です。

本来、機内食でマカダミアナッツを出す際、お客様にマカダミアナッツがいるかどうか聞いた後、いると答えたら、乗務員は一旦バックヤードに戻って、マカダミアナッツをお皿に移しかえ、お客様に出すとのこと。

この前副社長は、航空保安法違反、威力業務妨害の罪を問われています。
裁判所での審査で逮捕状が出れば、前副社長は逮捕されることになります。
最大20日間の拘留期間を経て、検察で有罪と確定されれば、実刑判決または執行猶予付きの判決が確定されるとのこと。
ただ、大財閥が20日間も拘留された前例がないとかで、物議を醸し出しています。