2015年6月23日の林修の今でしょ講座は、科学の力で汚れの
疑問&悩みを解決!
最後のテーマは「カビ」。
一番気になるのはお風呂のカビではないでしょうか?
カビの予防方法やティッシュパックでの科学的掃除法を
ご紹介!
カビは放置すると、最悪の場合、人体に悪影響を及ぼすことも。
カビが原因で気管支炎やアレルギーを引き起こすことがあります。
なぜ、石けんの周りにカビが生えるの?
カビはどこからわいてくるの?
教えてくれるのは、掃除に関する国家資格を多数取得していると
いう、ベスト株式会社 代表取締役 クリーンプロデューサーの
植木照夫先生。
カビが風呂場で多いのはなぜ?
カビの胞子の大きさは、髪の毛の太さの約1/10くらいで、
私たちは1日に約1万個のカビの胞子を吸い込んでいると
言われているそう・・・。
風呂場のカビが生えやすい理由は、湿度以外に、
シャンプー・石けん・皮脂などの栄養源が豊富にあるから。
カビが成長しやすい環境は、
湿度が70%以上、温度が25~35℃。
カビがすぐに増える原因は?
カビが肉眼で見えるまでの日数は、発育環境が整うと1~7日の間。
まず、空中にあるカビの胞子が定着し、発育環境が整うと菌糸という
根っこを生やします。
それがどんどん成長していくと、花を咲かせて胞子を空気中に
ばらまきます。
つまり、目に見えるカビは、最終形態・・・だそう。
カビは生き物で胞子をまき散らすからすぐに増えてしまうのです。
カビの予防法
入浴後、水のシャワーをかける
シャンプーや石けんの泡など、カビのエサをなるものを水の
シャワーで洗い流します。
温度を25℃以下にしてカビを成長を防ぐというワケ。
蒸気が上がり結露しやすいため、天井もカビが成長しやすい
場所なので、天井にも水のシャワーをかけましょう。
ただ、水をかけた後、そのまま放置しておくと乾燥も遅くなるので、
ガラス用ワイパーなどで拭くと良いとのこと。
カビの掃除法
ポイントは、カビとり洗剤でパックすること!
1、カビが生えている部分に、カビとり洗剤を吹きかける。
2、かけた場所にティッシュを置く。
壁面に洗剤をかけると垂れやすいため、ティッシュでパック
することによって、洗剤を長く接触させ、根の奥まで殺菌
することができます。