30日、NHKホールで『第65回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが行われ、氷川きよしと水森かおりが、注目されている本番の豪華衣装をそれぞれ披露した。

氷川きよしは31曲目、水森かおりは32曲目に続けて登場する2人は、豪華衣装対決。
かつての美川憲一と小林幸子を思い出しますね。

氷川きよしは、「ちょいときまぐれ渡り鳥」で、最新テクノロジーを使ったセットで股旅の世界を表現する。リハーサルでは、紅白初の全身股旅の衣装を着た氷川が、ひょっとことおかめのスケルトニクス(動作拡大型スーツ)と、ひょっとこダンサー14人を率いて登場。センターには、幅4mの扇のロボットアームが人間のようなあおぐ動きを見せ、存在を放っていた。

水森かおりは、ブライダルファッションデザイナー桂由美がデザインした変幻自在の巨大ドレスで「島根恋歌」を熱唱。
始めは白いレースのドレスで登場し、歌の途中で上に伸び、赤色に変化。高さだけでなくスカートが見る見るうちに巨大化。ドレスの裾部分は人が演じ、その広がりを表現していた。
「ハッピー人間ドレス」と命名し、今回の衣装は水森かおり史上最高の高さとのこと。

今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、紅白合わせて51組が出場。紅組の司会は吉高由里子、白組の司会は嵐で、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組35勝。