残念な夫と○○妻は、同じ水曜の10時対決ということで、視聴率がいいのはどっち?と言われていましたが、「○○妻」14.4%、「残念な夫」9.4%、で○○妻に軍配が上がる結果に。
残念な夫は、ホームコメディドラマで、子供を産み、育てている女性から見ると、倉科カナのセリフがいちいち「分かる~」「そうそう」「夫ってこんな感じよね~」とリアルに共感してしまうんですよね。ただ、現実とだいぶ違うところは、現実の夫は玉木宏みたくカッコ良くないこと、ですかね・・・。まぁ、夫から言わせてみると、倉科カナは頭ボサボサでも可愛いけど、現実の妻は頭ボサボサでも可愛くない、といったところでしょうか。
「残念な夫」は、ありきたりのテーマではあるものの、倉科カナの可愛さと、イケメンの玉木宏が倉科カナにボッコボコに言われるのが快感というか、イケメンだからこそそうやって言われるのに面白味があるのかな~と、2人のファンにとってはたまらないドラマになるのではないでしょうか。
○○妻は、あの「家政婦のミタ」の脚本家である遊川和彦らしいというか、1話見るだけで何か人を魅了するものがあって、2話以降も興味深く、見たい!と思うドラマになっていると思います。
1話を見ていない方にとっては、ネタバレになってしまいますが・・・
柴崎コウは東山紀之と夫婦という設定だと思っていたら、6年も一緒に生活を共にしていて、夫婦同然なのに、実は婚姻届を出しておらず、戸籍上では夫婦ではなかった、ということにまず驚かされました。
そろそろ婚姻届を出したい、子供も欲しいという東山紀之に対し、柴崎コウは「契約書」を突きつける。2人は、3年ごとに契約を更新していくという約束の元で一緒に暮らしていたのだ。しかも、今回の契約更新には、「夫は妻に年収の20%を支払う」という新たな内容が加えられていた。
ただ婚姻届を出していないという事実婚とはまたちょっと違う新しい結婚の形というか、結婚している夫婦、特に女性にとっては、こんな新しい結婚のスタイルも悪くないかも?むしろ、こっちの方がうまくやっていけるかも?などと、考えさせられるテーマになっている気がしました。
1話の終わり頃に突如出てきた黒木瞳。黒木瞳と柴崎コウの間には何かただならぬ関係があるようで、2話以降が楽しみですね。
黒木瞳は、柴崎コウの過去をいろいろ知っているようなので、契約結婚に異常にこだわる理由などが今後明らかになっていくのでは?といった感じです。
○○妻にどんな?何の?秘密があるのか?は最終回までひっぱるんでしょうけど・・・。